【Review】こかとノイズ
▼長谷川夕記
Drummerとしてのさまざまなバンドや、Black Root(s) crewやソロでもシンセサイザー等の演奏で活躍中の長谷川夕記女史。今年二月にもソロで出演していただいた以来でした。
主体的なコントロールを失わない音イメージの世界を、より多彩な要素でもって構成していく、そこにあるすべての神経を集めるかのようなパフォーマンス。
ミニマルな音の浮付いた時間性であったり、クリスタルな原始世界であったり、引き伸ばされた音の生成する空間であったり、発信音の”不”調な”不”協和音ないしなんらかの”不”のつくものであったりと、様々な現象を内省的に引き起こされました。
12/19はAIR KITTYにResident Artistとして参加していただきます。
▼こか
ブルースに関わる行為には、他より自己肯定を感じる。
そしてそれは純粋なほど後に引く。
その存在の内存性は変わらないのであれば、やはり自己を語っているのだろうか。
”痛みをしらないから、笑えない。笑えないから話したくない。”
堂々と自己肯定することとそれを体験すること。
居心地のいいものではないだろう。不安にさせられるかもしれない。
だけど本人はブレない。
ブレるわけにはいかない。
自己肯定において、好きなものを与えるようなことはするわけがない。良いものが皆に良いものであるわけがない。
そしてあらゆる意味で、自己への興味が深いほど、自己肯定は深い。
<こか と ノイズ>
KOKA to Noise
12/5 土曜日
SATURDAY 5 Dec / 7pm Open
LIVE:
・こか (弾き語りRock)
・Yuki HASEGAWA(Noise, Electro)
OPEN CHARGE(投げ銭) + 1DRINK ORDER
今回の○○とノイズシリーズは、縁あってKittyを見つけて入ってきてくれた音楽家のこかさんとParadiskaではドラマーとして、black root(s) crewの電子ノイズの演奏姿も名前も印象的な、長谷川夕記さんを、独特なCharacterをもつお二人をお迎えします。